イベント報告111128陶芸WS

2012.2.19(日)
縄文式焰火陶芸体験「成形」

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大きく燃え上がる炎に、器の運命を託す

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DSCN6519.JPGDSCN6499.JPG都会部ではなかなか出来なくなった野天の焚き火。空高く燃え上がる炎の中で焼き物を焼くと、ガス窯の均一な炎では出せない思いもよらない結果が生まれる面白さがあるのです。木を組んで、焚き付けを積んで、土を成形した器を入れ、火をつける。それは縄文の頃と同じ、全て身の回りの自然のものを使い、暮らしの道具をつくる、最も原始的で興味深い「ものづくり」。

11月28日のイベント当日に朝から夕方にかけて焼き続けるために、前日から重機を使って地面を掘り、たくさんの薪と焚き付けを積んだ「巣」の中に事前に成形して乾燥させていた器を据えておきました。当日の朝早く、参加者の見守る中、「巣」に火がつけられました。大きく燃え上がる炎を見ていると、まるでキャンプファイアーをしているよう。11月末の冷える山の朝が、太陽が近くにあるみたいにじりじりと熱くなりました。

里山舍でおなじみの陶芸の先生、市岡陶工が、火加減をみながら丁寧に薪を動かして調節。火が弱くなりすぎたら、差したパイプの先に送風機を付けて空気を送り、火を大きく。そんな調子で交替で火を見守りながら、1日焼き続けます。焼きながら、火を何かに使いたいねという話が…焼き芋をすることにし、お芋を入れましたが見事焦げてしまいました。

スペシャルなお昼ご飯

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長い待ち時間の間の美味しいご飯をレポート!雑穀と旬の野菜そしてたっぷりの塩を使い、肉・砂糖を使わない、本当に身体に良い食事「つぶつぶ」料理メニュー、この日の献立は「雪鍋フォンデュ」と「タカキビハンバーグ」、そして餅粟スイーツ。つぶつぶ料理の先生でもある参加者の方に教わりながら、みんなで料理に取組みます。雪鍋フォンデュは、たっぷりの大根おろしと出汁をあわせ、揚げたお餅とお豆腐、お野菜を煮て食べる鍋料理。身体が芯から温まる美味しさに、参加者皆で感動しきりでした。タカキビハンバーグは、お肉でないのにお肉のような美味しさと食べ応え。薪ストーブで焼いたので、ひときわ美味しくなりました。デザートの餅粟スイーツは、餅粟をりんごと塩で煮て、葛と合わせたもの。塩だけでこれだけの甘みが出るのか?と不思議になる一品!

出来た焼き物の取り出し

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翌日の朝、火が完全に落ちた事を確認し、ゆっくりと取り出しを開始しました。灰になった焚き付けをどけると、中から焼き物が出て来ました。その瞬間はまるで、土の中から昔の遺跡を見つけた時のような感動でした。割れているものも多かったですが、残ったものには野焼きならでは味わい深さがありました。

里山舍に展示

DSCN6608.JPGDSCN6579.JPG 地元の記者さんもかけつけてくれ、仕上がりを拝見してくれました。取り出した作品は軽く水洗いし、割れたものも含めて美山里山舍のカフェ入り口近くに展示。黒い染の模様は灰が溶けた部分で、この模様の付き方が正に天のみぞ知る仕上がりです。割れたものにも見応えがあります。次回、本番が楽しみです。