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美山里山舎 ブログ MIYAMA森の湯治場 第6回レポート

MIYAMA森の湯治場 第6回レポート

寒さのピーク真っ只中の1月下旬、雪もたっぷり残る美で新年第一弾の森の湯治場が開催されました!本日のプログラムは「冬の森林ヨガ」と「わくわく伝統文化体験②味噌づくりと発酵食品の話」の二本立て。珍しく飛び入りの参加者もあり、新年早々からたくさんの方にお集まりをいただいてスタートしました。

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まずは伊藤先生より、毎回恒例の「養生ことはじめ」。今の時代、なぜ「養生」の考え方が必要なのかー・・・生活習慣が病気を招く根本だということがわかれば、日々の暮らしを見直すことで病気を防ぐこと=すなわち養生が、これからの健康づくりであり、財政を圧迫する医療費の増大に歯止めをかける唯一の方法だということ、そして養生を学ぶには、手間を惜しまず体を動かし、旬のものを食べ、自然とともに生きるライフスタイルが息づく里山が最適だということ・・・森の湯治場はそのようなコンセプトから生まれているということを、改めて参加者全員に理解をしてもらいました。

そして、こちらも恒例健康チェック。体温、脈拍、血圧の計測とともに唾液テスターでストレスチェック。1日のプログラムの前と後でどのように体が変化したのかを可視化するため、しっかりデータを取ります。

健康チェックが終わった後は、早速森林ヨガの始まりです!講師はおなじみの美山在住ヨガインストラクター、齋藤純子さん。全身から放ついきいきとしたオーラが素敵なカリスマ先生です。

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薪ストーブで暖めたヨガ会場に移動して、めいめいの場所を確保し、ヨガマットを敷いて準備完了。森の湯治場では、初心者の方や高齢の方でも無理なくできるように、呼吸法と簡単なポーズを中心に、心身を深くリラックスさせることを目的としたヨガのプログラムを構成しています。ひとつひとつのポーズを丁寧に実践し、体の緊張を緩め、心もほぐしていきます。

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最後に、森の中のゲルへ移動し、瞑想をして自然と一体となり、フィニッシュ。ヨガをした後のみなさんはとてもすっきりいきいきした顔!

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寒さの染み入る外から、薪ストーブの暖かい室内へ戻ってこられた後は、お待ちかねのお昼ご飯。今日は味噌作りにちなみ、味噌を多用したメニューです。関西のお正月の定番、白味噌のお雑煮(お餅は美山在住の参加者の方々による手作り)に、平飼い卵の味噌漬け、ネギのチヂミにおひたし、漬物。どれも美山の新鮮な素材です。美味しい料理に参加者みんなの会話も弾みました!

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昼の健康チェックを終え、早速午後のプログラム、味噌作りへ・・・講師は、となり集落の下吉田地区にて「安心・安全な食ベものづくり」を目指して28年間名物の「まろやか味噌」を作り続ける下吉田味噌加工グループより、南さんと黒田さんに来ていただきました。茹で上がった熱々の大豆が大きな樽の中に入っています。

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下吉田味噌加工グループが使用している大豆は京都府亀岡市産の「オオツル」。特徴は少し粒が大きいことと、つやのある黄金色。味見をさせていただきましたが、味も甘みが強く、しっかりとしています。「なるべく産地は近いところで」「より良い大豆を」との思いが伝わります。まずはこの大豆をビニール袋に入れて潰すところからスタート。粒がなくなるまでしっかりと練り潰してペースト状にしなければならないため、丁寧に時間をかける必要があります。大人数だからすぐ終わりましたが、一人の手作業だときっと一樽仕込むのは大変だったことでしょう!!そんな作業の合間に、手作りの米麹と塩を混ぜる「塩きり」作業を行います。塩きりが終わると、今度はペースト状にした大豆を容器にあけ、塩きりした麹としっかりと混ぜ合わせます。混ぜ終わったペーストを、今度は野球ボール大に丸めていきます。

丸めたボールは、これから一年間味噌を仕込むことになる大きな樽の中へ、力一杯投げつけます。投げつけることで余分な空気を抜き、できるだけ空気に触れさせないことでカビや細菌が入りこまないようにするのです。この一見怖い作業、力一杯投げつける参加者のみなさまの姿は紛れもなく「ストレス解消」でした。

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すべて入れた後は、しっかりと押して空気を抜き、、焼酎で濡らしたふきんをかけて、その上に塩を混ぜた糠の層を作って細菌の侵入を防止します。最後にビニール袋の口を閉じ、板と重石を載せて完成!!ポリ樽はあえて蓋をせず、紙のカバーをかけて、最後に参加者みんなで寄せ書き!味噌ができあがったころには食べにくるから、おいしく発酵してね!という祈りを込めて・・・

仕込みがひと段落した後はお茶を飲みながらの交流タイム。味噌についての素朴な疑問や、味噌の効能などについての話をしました。

完全食といわれる大豆を麹で発酵させた味噌は、「味噌の医者殺し」ということわざがあるほどの健康食品。主な効果は二日酔い・肝臓機能の強化・栄養補給・がん・風邪・便秘・花粉症・生理痛などさまざまです。この効果は古くから知られており、日本では奈良時代から味噌の製造が始まっています。江戸時代の医学書には「胃の調子を整え、心臓や腎臓を慈しむ。吐き気や下痢を止め、足腰を強くし、皮膚をうるおす。酒、魚、肉、野菜などについている金の毒素を分解する」と紹介されています。日本は米を主食としますが、米だけでは足りない栄養素、ビタミンB群や必須アミノ酸を確実に摂取できる味噌との組み合わせはまさに理想的な組み合わせになります。

中国で古くから伝わる薬膳では、味噌は体の中の余分な水分を排出させ、食欲不振やむくみに効果があり、また身体の中にこもっている熱を取り除く働きがあるため、発熱やのぼせに効果があるとされています。また、コレステロール濃度を抑えて動脈硬化を防ぐ効果、脳卒中・認知症・心臓疾患・骨粗鬆症・糖尿病・高血圧などの予防にも効果があり、さらにがんの予防にも効果があるということが明らかになってきています。1日3杯以上の味噌汁を飲むことにより乳がんの発生率が4割も減少したという報告など、驚くべき効果ですね!まさに味噌を摂取することは健康への近道だということ!

国民食ともいえる味噌に対する敬愛の念、そしてその味噌づくりを丁寧な手作りで続けている味噌加工グループのみなさんへの感謝のきもちがすっかり生まれた頃、プログラムもそろそろ終わりです。1日の振り返りと健康チェックを行い、味噌樽とともに記念写真をパチリ!

出来上がるのが本当に楽しみですね!

この後は、まためいめいに歓談が続き、「おきがる鍼灸」も大賑わいで、1日が終了しました。

みなさま、お越し下さりありがとうございました!

(そうそう、来週の講師の細見さんも参加されてました。次回は宜しくお願いします!)

 

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