森林の再生と森林の健康分野での有効活用を目指して
2016年、美山里山舎を起点にして、美山町の中心・宮島地区のシンボルである「城山」の頂上の山城跡へとつながる環境共生型の森林作業道「四万十式作業道」が開通しました。 道の開通により、城山に親しみ、その緑豊かな森林環境を森林資源活用だけでなく心身の健康づくりにもつなげることを目指し「MIYAMA森の湯治場」を開始いたしました。
美しい自然に囲まれることによる精神的、身体的なリラックス効果を感じながら、明治国際医療大学鍼灸科との連携により実現した東洋医学や伝統療法の専門的な知識や技術を取り入れた治療・体験プログラムに気軽に触れていただくことができるMIYAMA森の湯治場は、病気になってから投薬や手術で治す「対処療法」が主流の現代において、日々の暮らしや食事、生活環境を見直し、病気にならない方法を身につける本来のセルフケア=養生=”命の正しい養い方”に出会える場として、育っていければと願っております。
2016年は晩夏から初春にかけて月に一度のワークショップを行ってきましたが、今年度は昨年の経験を生かしつつ、より地域に密着した実践の場となるよう、内容を鍼灸院・講座・ヨガの3つに分け、それぞれ実施していくこととなりました。
2016年の開催報告はこちらをご覧ください!
2016年度のパンフレットはこちら( PDF)