Cafe里山舍でおなじみのピザは、お客さんが多い順に石窯、クッキングストーブ、薪ストーブ、と3つの火のツールを使い分けます。これは単純に余熱の手間と調理の効率を反映しています。石窯は使う前に3〜4時間もボンボンと火を焚いて、窯を温めないといけないのです。クッキングストーブは1時間くらい。薪ストーブだと30分。
さて、これに先日、もう1つのツールが加わりました。それがこれ。
手作りのペール缶ロケットストーブの上に乗っかった箱…ロケットストーブ専用
ピザ焼きアタッチメント。
オーブン内の温度は300℃を超え、トップも250℃まで上がります。
そう、1つのロケットストーブで2度美味しい!
ピザも美味しい!…とそれだけではありません。
燃料の投入口でも調理できる…まあ、これはアタッチメント必要ないですけど笑
…というわけで、通常のロケットストーブ2段階利用から、3段階利用へとバージョンアップさせる特製ツールということです。
早速、PR開始!そのデビューは、そのべ軽トラ市。
軽トラに商品を乗せて集まり、市場を形成するという、近年全国で普及し始めている催し。ここ京都府南丹市の園部の軽トラ市は、毎月第4日曜日に開催しており今回が第7回目。だいぶ定着しているようで、お客さんもいっぱい。
敷地は狭いけれど、総菜、野菜、カフェ、手作り小物、そして中古車(!)など、店舗がバラエティに富んでいて面白い。
里山舍は、今回の軽トラ市の南丹市環境課のブース「なんたん環境応援隊」で、南丹市での木材資源の利用を推進する取り組みとしてロケットストーブ体験会をしました。
市場の喧噪に響き渡る電動サンダーの音と飛び散る火花!に、場内の視線が一気に飛んで来ました。お借りしたマイクで、作業工程をずっと大音量で説明させてもらったり…
大変お騒がせさせて頂いた効果もあり、多くの方々に集まってもらえました。子ども連れのお母さん達が意外に熱心でしたね!
身の回りに転がっている木くずや小枝、杉の葉っぱなど、なんでも燃料になるロケットストーブ。普及し始めているとはいえ、まだまだ知らない方もいっぱいいます。
この簡単さ、この火力、知らなかったらもったいない!
被災地でも大活躍しているとの事、防災目的にでも、ひとつ持っておくと良いですよ。
今年度は、南丹市内の他3箇所にて体験会をする予定。9月1日@美山里山舍、10月14日@道の駅スプリングスひよし、11月3日@美山ふるさと祭(予定)です。チラシはHPからダウンロード出来ます〜ご興味のある方はぜひ!事前申し込み制です。
そしてピザ窯アタッチメントにご興味のある方は、ぜひおひとつ笑
実物は上記のイベントでも披露しますよ!見たい人は来てくださいね☆
名称はロケットキューブですが、厳密にはキューブ(立方体)ではありません。
響きが良いので命名。
お好み焼きやチヂミ、ホイル焼きもできますよ〜なんでも来い!
中に挿入するピザ焼きのプレートとゴトクはオプションです。
ピザピールが欲しい方には、特注で作ります。(ネットでは、やたら高いフランス製か、使いづらいアメリカ製か、しか見つからなかったので、かっこいいフランス製をモデルに作ってみました。)
…そして、軽トラ市から帰り、カフェの営業に戻ったら、ちょうどお客さんでロケットストーブを作っている知人がいらっしゃる方がおられました。その方はヒートライザーからさらに横引きをして、ベンチを作っているとのこと。
里山舍も、これから発展系を作って行こう!と意気込んでいます。
次はロケット風呂?サウナ!?さて、どうしようかな。