ブログの初投稿です。毎日色々な事があるので、ウェブサイトで編集するよりブログでどんどん書いていこうと思った次第で…
早速、最初の話題は、昨日5月16日に京都市の寺町二条にある「京都ペレット町家ヒノコ」で行われたロケットストーブ講習会の事を。
主に個人の自給エネルギーとして木質バイオマスの利活用を広めることをミッションとする木質バイオマス事業化ネットワーク【WEIN】主催の自給エネルギー講座「ロケットストーブ製作ワークショップ」に講師として呼んでいただき、参加された13名の方々と最も簡単な形式のロケットストーブを作りました。
使ったものは20ℓのペール缶2個とステンレス煙突半直1本、エビ曲りが2つにパーライト50ℓ。他備品としてアルミテープにステンレスの針金、しめて合計5,000円くらいです。
前置きとして、里山舍の理念を少し紹介させてもらった後、早速製作開始。中古車店でもらったペール缶のフタを開け、残り油を取るところから始め、サンダーを使って穴を開けたりしながら材料を組み合わせ、1時間半ですぐに出来上がり。
出来たストーブを使ってざるそばを作って食べました。
燃料の投入しすぎで空気の引きが悪くなり、沸騰まで時間がかかってしまいましたが、皆でおいしく頂きました。
妙にサイレンが鳴り響いて騒がしいなあと思っていたら、なんと出火元はこのイベント!町中、特に京都の旧市街はとても火事に敏感なのですが、それを実感しました…
美山町でも野焼きは基本的には禁止なのですが、調理や暖房で煙を出すことは全然大丈夫。焚き物はその辺にいくらでもあるのだから、どんどん有効に活用しよう!ということが可能なのですが…
改めて田舎の良さを実感しつつも、どこで住もうが本物の「火」に触れることの素晴らしさは体験出来るべき。かつては七輪やおくどさんをどこの家でも使っていたのですから。もっとおおらかに、自然の火に触れることが出来る社会を作っていこうじゃないですか!という言葉で、会が締めくくられました。
さて、この自給エネルギー講座、次回は木質ペレットを使った可愛い「ペレットコンロの自作」がテーマのようです。ご興味のある方は是非参加を。
そして、美山里山舍によるロケットストーブ講座は南丹市の各所で開催しようという話を現在つめているところです。どこかでお会いいたしましょう☆
By ryk