あっと言う間に、7月ももう終わり…夏は楽しいから、時が経つのは速いのですね。
真夏だというのに薪ストーブの炎がゆらめく里山舍。美味しいピザを焼くためなのですが、さすがに暑い!涼しい風が吹き抜けますが、上階にある事務所は、上がってきた熱気でさながらサウナです。おかげで少し痩せた?(気のせい)スタッフが、この一ヶ月を総ざらい笑
まずは、旅行情報サイトの取材があったり、
大雨でピコ発電の出力が強力になったり(50 ワットを超えました)
南丹市エコタウン協議会・南丹市環境パートナーシップ推進員の皆さんや南丹市の市議会委員の皆さんの視察があったり、
ご近所で開催された「かやぶき音楽会」でロケットストーブとともに出張カフェをしたり…と、梅雨後期の暴風雨と夏の熱気にまみれながら日々は過ぎて行きました。
その中でも一番のイベントだったのは、奈良県で行われた伝統軸組の住宅の上棟。
良い天気に恵まれ、奈良に住み込んでの作業で一気に組み上げられた木組みの構造体。
この無骨で純粋な姿を見ていると、家とは住まう人を守るものなんだ、という事を実感出来ます。(写真はまだ途中のもの。ご興味のある方は、是非、実物を見に来てください。場所の詳細については、里山舍にご連絡を。)
さて、これから竹小舞、荒壁…と作業が続いていきます。
竹を張った時の鳥かご状態の家の美しさは、なかなか見応えがあるものです。(写真は5年前の里山舍です)。鳥かご状態の建物が見られる時期は、8月後半です。
さて、畑の方はどうなったのかな??
こんなにたくさん収穫が!ピカピカの野菜!!…と、これはうちの畑ではなく、お師匠さんの畑の収穫物です笑。
うちの収穫物はこれ…
!?…思わず警察をよびたくなる残酷な光景が…!!
これは…マ…マンドラゴラ!??
土の中にはまだセクシーなお友達が生息していました。引っこ抜きます。
こやつらは夏大根。しかしなんで形になるのでしょう。早速すり下ろして、辛味大根として蕎麦に添えます。
胡瓜は変な形ですが、すごくみずみずしくて美味しい…!!
トマトはまだ色づかず。仕立てが悪く、実なりが悪い…京都流の剪定を気取り、なるべく自然な形を生かして…と芽かきを中途半端にしていたら、ああっという間にトマトのジャングルに。お師匠さんによると、無駄に成長させると実に栄養が行かなくなるのだそう。でも、とっても青臭い、気持ちの良いトマトです。
鹿に葉を食べられたジャガイモたちは良い感じに収穫されました!8月に予定されているご近所さんのかやぶき音楽祭とのコラボイベントで行う「アイリッシュ・ナイト」で活躍していただきましょう。まさにイモばかりナイトです!ギネスも出します。乞うご期待。
さて、そんな里山舍の夏。始まったばかりですよ。
8月はロケットストーブワークショップもあるし、市内の大学生のゼミ合宿なども行われるとか、賑やかになってきそうです。
そうそう、夏の美山といえば、やっぱり川遊び。
昼間は子どもがキャアキャアいいながら遊んでおります。都会の塩素まみれのプールしか知らない子には、ぜひこの鮎の泳ぐ川ではしゃいでほしいです。
夜に月をみながらカップルで泳ぐのもいいかもね!プライベートビーチならぬ、プライベートリバーサイド!
もう夕方。ヒグラシの声が響きます。
自然を感じながら、美山をリゾートに、避暑にどうぞ。
あ、マンドラゴラは、もう全部引っこ抜いたので…食べたい方は、先着順です。