本日の養生講座は、お天気などの問題もあり、午後のトレッキングはなしで午前中の講義のみの開催となりました。
「耳つぼダイエットと題し」、参加者の方は女性だらけかな?と思いきや、男性の方々にも多くお集まりいただきました!
おなじみ伊藤先生の”養生ことはじめ”から始まり、東洋医学と美容の話へ。健康と美は密接にむすびつくもの。肌や皮膚の状態なども、内臓から影響を受けており、臓器の機能が正常であれば、体表に十分な栄養を供給することができ、皮膚は潤いや血色を保つことができるため、外見的な美を維持することができるとのこと。反対に、臓器の機能や栄養状態が低下した場合は、体表には十分な栄養がゆきわたらないため、外見的な美しさも損なわれていくとのことなのです。
東洋医学では、顔面診という、顔の特定の部分の変化からそれぞれの臓器の状態を知る方法があります。これもまた臓器と顔のつながりを示すものといえるでしょう。
同様に舌診や日焼けしにくい皮膚の特定部分を見ながら内臓の状態を知る診断方法も学び、配布された手鏡を見ながら自分の状態について見てもらいました。
また、基礎代謝の悪化や内臓圧迫をおこす姿勢の正常化についても触れ、姿勢を正すことで血流も良くなり、栄養が肌にもよく届くようになり美にもつながるといった話から、姿勢の良さ=筋肉の状態の良さを知るためのテストで自分の状態を確認しつつ、姿勢を正す方法もレクチャーしてもらいました。
また、様々なダイエットの方法や極意にふれながら、ようやく本日のメインテーマの「耳つぼ」へ!耳はその小さな表面積に対してとても多くのツボを持っています。中でも、過食を防ぐツボ「飢点」と胃もたれなどに効果がある「胃点」は活躍度の高いツボ。その他、耳を満遍なく揉み、各ツボを刺激することでストレスの効果的な緩和になるので、ぜひ秋に取り入れてみたいですね!