2月23日(日)美山里山舎で、お醤油搾り会が開催されました。
講師の先生をお招きし、お醤油搾り用の舟も貸していただいて、昨年3月末に、大豆と麹を混ぜて仕込んだお醤油を搾っていきます!
舟の上にのせてある袋の中にもろみを入れて搾ります。
まずもろみにお湯を入れてまぜているところです。お醤油はお酒と同じで、使う水がとても大切です。水道水は良くないということで、美山の湧水を準備しました。
袋に入れたもろみを舟の中に重ねていき、上から圧力をかけて搾ります。
圧力をかけなくても袋の重みだけでお醤油がちょろちょろ出てきます。その時出てくるお醤油と圧力をかけ始めてから出てくるお醤油とでは味が違うのです!
もろみの段階では、近づくのもこわごわだった子供たちも出てくるお醤油をなめてみてビックリ!!
おいしい~~
その後は舟の前から離れられなくなっていました。 搾ったままのお醤油が生醤油。
そして、日持ちを良くするためにこれを沸かします。
そしてお待ちかね、生醤油をたっぷり楽しめるおひるごはんタイム。
お醤油を食べるためにうどんを食べる。茹でても茹でてもどんどん食べる!!
おにぎりも、なんだん暖炉焼きじゃがいもも、食べる食べる!!
写真を撮ろうとカメラを持って出た時にはすでにお皿はからっぽに!
すばらしいです 皆さん!これだけ気持ちよく食べてもらえたらスタッフ一同幸せです。
おなかがいっぱいになったところで醤油エクササイズ。搾り終わった袋を洗うために、まず中身を出します。振って振って~
中身を樽に開けます。
この搾りカスも、野菜や肉の漬け床にしたり、ふりかけにしたり、といろいろ楽しめます。
お湯で袋を洗って、お片づけです。この、洗い汁も、ラーメンのスープになったりします(それはウソです)
今回は、スタッフのママ友に声をかけたこともあって、たくさんの子供たちが参加してくれました。普段食べているお醤油がどうやってできているのかを、おいしかった!楽しかった!の記憶と共に心に刻んでくれたことと思います。
また、お母さんたちの中には、仕込みにも是非参加したい、今度は自分でも搾ってみたい と思われた方もおられて、新しい可能性や広がりのあるワークショップになったと思います。
日々の暮らしを大切にするお母さんたちの思いは、必ず子供たちに手渡されていくことと思います。
素晴らしい技術を伝えてくださった講師の先生、お手伝いいただいた方々本当にありがとうございました!