伝統軸組構法
石端建て 差物 足固め 通貫、全部揃って伝統軸組。設計と施工は表裏一体。これらが分離している現代の木造建築事情では、丈夫で長く持つ家は建ちません。里山舎は伝統的な仕口と継手を忠実に踏襲して、下から御影の礎石上の石端建て、 […]
石端建て 差物 足固め 通貫、全部揃って伝統軸組。
設計と施工は表裏一体。これらが分離している現代の木造建築事情では、丈夫で長く持つ家は建ちません。里山舎は伝統的な仕口と継手を忠実に踏襲して、下から御影の礎石上の石端建て、足固め、差物、渡り顎の折置組で通し貫は八分。管柱四寸、差物が絡む柱は五寸。横架材は地松、柱は桧。伐り旬伐採の自然乾燥材を使用。壁は真壁で竹小舞下地の土壁です。一軒の家を建てるにあたり、棟梁が全て計画して設計、スミツケ、刻み、建前に望みます。そして引き渡しまで全ての職方を掌握して、建築をまとめあげます。建築はオーケストラと言われる所以です。 里山舎では、建築に関わる様々なご相談をお受けします。新築や改築の設計はもちろんの事、新築、既存の家に木質バイオマス機器の最適な導入を提案します。メールまたは電話にてお問い合せ下さい。
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